最近、寝入りばな足がビクッとして必ず1回は目が覚める。
うっとうしいったらない。
小さい頃はよくあったけど、
大人になってからはあんまりなかったのになー、なんだこれ。
調べてみた。
これは
ジャーキング現象というらしい。
レム睡眠(浅い眠り)からノンレム睡眠(深い眠り)に移行する際、
脳が混乱し筋肉を急激に収縮させる命令を送るために起こる痙攣なんだそうだ。
(アメリカの著名な医学書「ステッドマン医学大辞典」にも載っているんだってさ)ふーん…(・_・) なんかちょっと釈然としないねぇ。
というのも、ジャーキングが起きる時って、
大抵、段差から足を踏み外したような夢を見てないかい?
ぼくのこれまでの感覚としては、
歩道と車道との間のブロックから足を踏み外したとか、
立っていた床がふいに無くなったとか、そういう夢を見てて、
それを脳が現実として誤認してしまい、条件反射で姿勢を保とうとして、
結果ビクッとなる、そんな感じなんだ。つまり、先に夢ありき。
でも、今回調べたジャーキング現象の説明には
夢の誤認というような説明は一切なく、
脳が混乱し筋肉を急激に収縮させる命令を送るという
あくまで身体的な原因によるものだと言う。
仮に本当にそうだとしても、
「夢の中で足を踏み外した」という記憶が確かに残っている。
だとしたら、身体的な原因でジャーキングを起こした後、
瞬間的に、脳がこの現象がおきた理由付けとして、
「夢の中で足を踏み外した」という記憶を刷り込んだ、という事になる。
つまり…
ジャーキングなんて誤作動を起こしてしまった脳が、
「ち、違ぇよ。おれのせいじゃねぇよ。
夢の中でおめぇが足踏み外したからビクッとしたんだよ!」と、むりくり表層意識を納得させようとしてるってこと。
脳の
照れ隠し・ごまかし・責任転嫁。
そう考えると脳のヤローもかわいいとこあんじゃねーかと思うけど、
自分の中に自分とは違う意識があるように感じられて若干きもちわるい。