2009年12月30日
川にはまつた
下のおいっこは下のおいっこで、飛び石が頭を出す浅瀬をピョンピョン跳んでて、足を滑らせてジャボン。足首から下が水浸しになってしまった。一回こうなれば何回やっても同じ。その後は自ら、ジャボジャボ水の中を歩いていた。ぼくはそれを笑って見てた。これそのものは問題ない。
問題は親であるところの妹だ。このまま帰ったら怒られるではないか。「川禁止!」「自転車禁止!」「ゲーム禁止!」これまで数々の禁止令を発令してきた禁止大王だ。いくらおじさんが「平気平気、大丈夫、まぁいいじゃん。へっへっへープー」とか言っても、そんな事は関係ない。おじさんよりお母さんの方が決定権が上!これが現実です!現在の日本なんです!
というわけで言い訳を考えた。「突如現れたUFOが着水して水が…いやUFOは突飛すぎるか…」「いじめられた河童を助けたら家にご招待されて…これもなぁ…」家に帰ってからも言い訳会議は続いた。最終的に『おじいちゃんの盆栽に水をやってたら手元が狂ってびしょびしょ』作戦に落ち着いた。良い事をしてる最中の失敗…イケル。イケルぞ。名案だ。
おいっこを連れ、禁止大王がいる部屋の脇を「さ、さああて、おじいちやんのぼんさいにみずでもやるかああ あ」「そおだねやろおやろおお」と完璧な演技で通過。水をやるフリをした上で「あああ、しまつた。てもとがくるつておいつこのあしにみずがかかつてしまつたよお。こんなつもりじやなかつたのになあ。まいつたまいつた」とぼく。おいっこも「あああ、おじさん、なにするのお。びちよびちよになつてしまつたじやないかああ。これはこまつた」と、またもや大王に聞こえる大声で完璧な演技を披露した。そのまま何喰わぬ顔で家に入ろうとしたら、なんと入口で大王が仁王立ちで待ち構えていた!
「あんたら、何やったの<(`⌒´)>」
(°_°)(°_°)(°_°)ギクッ×3
「どうせ川にでも、はまったんやろ<(`皿´)>」
(°д°)(°д°)(°д°)ギクギクッ×3 ば、ばれてる!
作戦失敗!妹の洞察力を甘く見ていた…
っていうか、服にクッツキムシ(トゲのある植物の種)がいっぱいくっついていて、忍者ごっこをしてた事まで見破られた… 辛うじて川禁止は免れたけれど結局怒られた…
惨敗…_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○ 大王おそるべし!
もし今度、こんな事があったら『草むらから出てきた野良象が鼻から水をかけてきた』作戦でいくか…なんて言ってると、いつか「おじさん禁止令」が出るかもしれないので、ほどほどにしておこう…スンマセンデシタ。
posted by さくらい
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おいっこまっさかさま
妹の子(おいっこ)2人と犬連れて川原へ遊びにいった。上の子が乗ってきた自転車で土手から滑り降りようとしていた。まぁこんなもんは問題ない。
問題はこの土手が二段になっていた事。イヤな予感がしたので「ゆっくり降りろよ」と言ったが、まぁ聞かんわな…ドワーっと勢い良く降りよった。もちろん、そのまんまの勢いで二段目から、まっさかさま!(漫画かよ!)
それが1m半ほどの高さだったから一瞬ヒヤリとした。直後に「膝いてぇ」とは言いながらも笑って立ち上がったのでほっとしたんだけど…
次の日の朝、妹から電話「首の後ろが痛いって言っとるけど何かあった?」アチャ〜…大事をとって病院へ。でも、やっぱ大した事なかったらしい。ま〜良かった。
あ ぶ な い
問題はこの土手が二段になっていた事。イヤな予感がしたので「ゆっくり降りろよ」と言ったが、まぁ聞かんわな…ドワーっと勢い良く降りよった。もちろん、そのまんまの勢いで二段目から、まっさかさま!(漫画かよ!)
それが1m半ほどの高さだったから一瞬ヒヤリとした。直後に「膝いてぇ」とは言いながらも笑って立ち上がったのでほっとしたんだけど…
次の日の朝、妹から電話「首の後ろが痛いって言っとるけど何かあった?」アチャ〜…大事をとって病院へ。でも、やっぱ大した事なかったらしい。ま〜良かった。
あ ぶ な い
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2009年12月28日
父ちゃん作品1テープカッター
父ちゃんが作った大味なテープカッター。まんなかは丸太である。カッター部分は、ラップの刃かな、カナノコの刃かな。とにかく何かの刃を折って板にぶっ刺してある。テープカッターの発明者が作った試作品も、おそらくこんなだったと思う。
posted by さくらい
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2009年12月24日
ゆらし君
「怪現象」で望月さんの話をしたが、
望月さん以前に、そういう謎の人物がいた事を思い出した。
それは、ゆらし君。
たぶん、姉や妹がこの名を聞いたら、さぞ懐かしがる事だろう。
子どもの頃、母ちゃんがよく言ってた。
「早く寝ないと、ゆらし君がくるよ!」
つまり、ゆらし君とは“そういう”存在。
子どもを寝かしつけるために親が考えたウソの人物、
『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーみたいなもんだ。
他の家庭では何が来てたんだろう。鬼? オバケ? なまはげ?
少なくとも、ゆらし君ではないと思う。
そんな名前、よそで聞いた事もないので。
おそらく、うちの親のオリジナルだ。
どういう人物なのかハッキリとした設定はない。
もしくは覚えていない。覚えているのは名前だけ。
それでも、“ゆらしくん”という名前は、
“ゆうれい”と音が似ており、“揺らし”という意味も連想させ、
とても怖かった。“そういう”存在の名前として、秀逸だと思う。
しかし親はどこから「ゆらしくん」なんて発想を得たのか。謎だ。
望月さん以前に、そういう謎の人物がいた事を思い出した。
それは、ゆらし君。
たぶん、姉や妹がこの名を聞いたら、さぞ懐かしがる事だろう。
子どもの頃、母ちゃんがよく言ってた。
「早く寝ないと、ゆらし君がくるよ!」
つまり、ゆらし君とは“そういう”存在。
子どもを寝かしつけるために親が考えたウソの人物、
『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーみたいなもんだ。
他の家庭では何が来てたんだろう。鬼? オバケ? なまはげ?
少なくとも、ゆらし君ではないと思う。
そんな名前、よそで聞いた事もないので。
おそらく、うちの親のオリジナルだ。
どういう人物なのかハッキリとした設定はない。
もしくは覚えていない。覚えているのは名前だけ。
それでも、“ゆらしくん”という名前は、
“ゆうれい”と音が似ており、“揺らし”という意味も連想させ、
とても怖かった。“そういう”存在の名前として、秀逸だと思う。
しかし親はどこから「ゆらしくん」なんて発想を得たのか。謎だ。
posted by さくらい
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