昼過ぎ、ユタから電話がきた。ほぼ毎日の事。
でも今日の内容はいつもと違ってた。
「今、さくらいさんのファンの人が来てくれたよ!」
(・_・)は? ふぁん? 何言ってんの?
「“イラストレーターのさくらいさんのブログを見て”って
尋ねてこられたもんよ。そうでしょ」
ふぁんって、もしかして、あの“ファン”か?
「だから、そうだって」
な、なんてことだ!!これまでのぼくに不安はあってもファンなんてものは
ついぞ縁がなかったので、かなりアタフタしてしまった。
さてはユタカの奴、ぼくを担ごうとしてるな?
一通り、喜ばせた後
「この話はフィクションです!」とか
言うつもりだろ!そうだろ!どうなんだ!
なんて考えがよぎるほど、ファンなんて言葉に慣れてなかった。
「ほんとだって。ほんとだって」と繰り返すユタカ。
確かにそんな何の脈絡もないフィクションをひねりだせる男じゃない。
ファンは言い過ぎにしても、少なくともこのブログで知って
バンビにお越し頂いた人がいるって事はホントのようだ。
いやーありがたい。実にありがたい。
これを励みに今後もがんばってゆこうと思った。
ハッ(°д°)