引っ越しました

2010年10月31日

マザーテレサとナイチンゲール

マザーテレサと言えば、言わずとしれた愛の人。
インドで貧困に苦しむ人々のために献身的に奉仕、
ノーベル平和賞を受賞した誰もが礼賛する聖女ある。

ぼくもまぁそういう認識でいたのだけれど、
先日、たまたま、こんな記事を読んだ。

「マザー・テレサ、スーパー物乞い」

ショックだけど、挙げられたソースからも信憑性は高そうだ。
ただ、だからといって彼女を犯罪者扱いになんてできないよ。
これは1つの側面でしかなく彼女によって救われた人はたくさんにいるのだから。
ホルガー氏がこの記事で救った人はおそらく1人もいないだろう…

ただ、この批判を知った上で、頭によぎったのはナイチンゲール。
彼女もまた、マザーテレサ同様「神の声」を聞き、それを実践した人だ。
しかし、それをきっかけに、両者の歩んだ道は言わば対照的と言える。

例えば

苦難を味わってこそ罪が清められるという中世並みのキリスト教思想から、
薬や鎮痛剤には批判的で、病人にそれら の薬を与えなかった


というマザーテレサに対し、ナイチンゲールなら、

「中世並みのキリスト教思想的な禁を破る事で、
 私がどんな罪をかぶり、どんな罰を受けようが構わない!
 苦難を味わっている病人に罪はない! 今すぐに薬や鎮痛剤を!」


と真逆の事を言いそうだ。(あくまで想像だよ)

まぁホスピスとホスピタルの違いはあれども、マザーテレサが
薬や鎮痛剤を拒んだ理由が、とどのつまり宗教に帰結するのなら
称号である「愛の人」がいう愛とは神にのみ捧げられたものなのか。
ナイチンゲールは自らの行いを「神への奉仕」としながらもこう言った。
「病人を救うのは宗教者の愛よりも衛生環境である」

善意とは本当に難しいものだね。
それを実践するのが人でしかない己である以上、
自己矛盾と葛藤する苦しみがいつもつきまとう。
それと戦う強さを持つ事を強いられる。
神の言葉の解釈により戦い方だって違ってくる。

「ただ愛せ」などと、よく言える。
神様は世間知らずだ。


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2010年10月30日

カレーの食べ方

カレーを食べる時、皿の向き、どうしてる?

向かって右がごはん? 左がごはん?
どっちでもいいっちゃいいんだけども、
利き腕と同じ方にごはんがあると良い。

なぜならスプーンでごはんをすくっては、
ルーへと運べば、ごはん側の皿は汚れないから。

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 ▲ココイチのオムエッグカレー メンチカツトッピング 量普通 辛さ1


   ↓

  ペロリ

   ↓


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 ▲このように汚れるのは左だけ。

これは親友ハラマサに教えてもらった法則。

あいつはいつも正しい。えらい。

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2010年10月29日

栗ペプシ

しそあずきバオバブに続く“変な味ペプシ”が新登場。

今回は「モンブラン」

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 ▲こういうの大好き。もち、のっかるさ。


こ、これは!

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2010年10月28日

雨つぶ

今日は雨だった。
散歩のついでに、はっぱにのった雫の写真を撮ってみた。

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きれいだ。

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2010年10月27日

おかしなカレンダー

インド料理店でみたカレンダー。
スパイスの会社から送られてきたものらしいが…

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 ▲…。

何がおかしいか分かるかな?

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2010年10月26日

シリーズ 花に集まる虫10

スズメバチ

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最後に紹介するのが虫界のギャング、スズメバチ。
非常に獰猛。当然、近づいて撮影できず…これが精一杯。

スズメバチは肉食なので正確には「花に集まる虫」ではない。
言うなれば「花に集まる虫に集まる虫」だ。

ブンブンとびまわってチョウだろうが他のハチだろうが、
かまわず追いかけ回していた。

ただ、追い回しはしても、近くまで行くとクルッと方向転換し、
次の虫を追いかけ始めるという繰り返しだったので狩りではないのかも。
確かに飛行する虫を捕まえるなんて非合理な事はしない気がする。

しかしまぁどんな理由にせよ他の虫はたまったもんじゃないよね。
花園の平和を乱す悪い子。

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2010年10月25日

シリーズ 花に集まる虫9

シャクガの一種(たぶん...)

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同定できず。蛾はむずし。
昼間、ハナにとまってるってだけで、チョウだと思う人もいるみたい。
でも、最初に紹介したメイガもだけど、花に集まるガはわりと多い。

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2010年10月24日

シリーズ 花に集まる虫8

ヒメアカタテハ

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以前も紹介したタテハチョウ。
チョウにしてはめずらしく羽根をたたまない事と、
足が一対退化して4本足なのが特徴。
クィックィッと方向を変える様はほんとゼンマイ仕掛けのオモチャのようだ。

しかしチョウの羽根の模様は何を元に決定されてるんだろう。
ここまでで3匹のチョウを紹介したが、どれもかなり違う。
それ以前にこんな複雑な模様が必要なのだろうか。
個体に意志はないが種全体の意志を感じる。ロマンや。

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2010年10月23日

シリーズ 花に集まる虫7

クマバチ

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でぶっちょなハチ。頭と腹はまっくろ。
ブブブブブという強烈な羽音も印象的。
あまりに重くてキバナコスモスが垂れ下がる。

容姿や羽音から獰猛な印象があるがスズメバチのような攻撃性はない。

体躯のわりに小さい羽根が『風の谷のナウシカ』に登場した
ウシヤブという虫を思い出す。

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2010年10月22日

シリーズ 花に集まる虫6

アゲハ

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ごぞんじ日本のチョウの王様。
警戒心が強くてなかなか近づけない。

アゲハの幼虫は頭からY字型の黄色い角を出す。
この角からは、外敵から身を守るため、
イヤな臭いを出すと言われているが、
実際、嗅いでみると、甘いような酸っぱいような
わりといい臭いがする。

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2010年10月21日

シリーズ 花に集まる虫5

ベニシジミ

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赤いシジミチョウ。シジミは「蜆」と書く。
貝のシジミ。羽根の形が似てるから。
ネズミ色の地味なヤマトシジミに比べ、
日当りのいい場所をよく飛んでいる。

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2010年10月20日

シリーズ 花に集まる虫4

イチモンジセセリ

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身近な蝶なので、このブログにもよく登場するセセリ。
セセリとは「挵り」と書く。
挵るは“繰り返しつっつく・ほじくる”というような意味の動詞。
その名の通り、つっついてるところをパチリ。

このチョウ、ガの仲間だと思っている人、わりと多い。
その理由は、3つ考えられる。

・色が地味で、形状がもっさりしている。
・飛び方がヒラヒラと飛ぶチョウにくらべ素早く直線的。
・昼間より、夕方の方がよく活動している。

でも歴としたチョウの仲間。

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2010年10月19日

シリーズ 花に集まる虫3

セイヨウミツバチ

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ニホンミツバチより、ちょっとだけ腹が長い。
セイヨウの名の通り、明治時代に入って来た外来種。
ニホンミツバチより蜜の採取量が多いため養蜂に使われた。

2、3年前、蜂群崩壊症候群ってのが話題になった。
世界中のセイヨウミツバチが突如失踪するミステリアスな現象。
原因は温暖化だの伝染病だの言われてたけど解決したのかな。

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2010年10月18日

シリーズ 花に集まる虫2

ヒメハラナガツチバチ

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パッと見、ミツバチに似てるが腹が長い。
ツチバチの名の通り地中に巣がある。土を掘るためアゴが発達している。
また、地中のコガネムシの幼虫を捕まえて産卵する。
孵った幼虫はもちろん宿主を食べて育つ。

狩りの際、コガネムシの幼虫を動けなくするために毒針を使う。
他の全てのハチがそうであるように毒針を持っているのはメスだけ。
(なぜならハチの針は卵管が変化してものだから)

警戒心が低く、近づいてもわりと平気。
手を出さない限り刺される事はまずない。
とても大人しいハチ。

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2010年10月17日

シリーズ 花に集まる虫1

近所の公園の花が咲き乱れている。

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 ▲ヒャクニチソウ、キバナコスモスなどなど…

そこにいろんな虫がたくさん集まっていてにぎやか。
散歩ついでに見つけた虫を紹介する。

1回目はワタヘリクロノメイガ

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全長3センチほどの小さな蛾。
羽根の中央が半透明でキバナコスモスのオレンジ色が透けて見えている。

しっぽの先にホワホワしたものがあってくるくる回す習性がある。目的は謎。

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2010年10月16日

亀占い

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寂し気に1匹。

だいぶ寒くなってきたし、そろそろ甲羅干しも終わりかな。

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六角マンホール

たまに見る六角形のマンホール。

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 ▲とあるコンビニ前

ほとんどのマンホールが丸いのは、蓋が落ちないようにするため。
円形はどの角度に回しても直径が変わらないからね。

しかし、この六角マンホールは蓋を90度回せば確実に落ちてしまう。
前々から「なんと理にかなわない形だ!危険だ!」と、思っていたのだけれど…

よく考えてみれば、
穴そのものも六角形のまま地中まで空いてるとは考えにくい。

蓋をあけたら、そこに丸い穴があいているとしたら、
六角形の蓋でも、ぜんぜん構わないわけで。

それでもなんとなく上に乗るのは抵抗があるけれども。

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2010年10月15日

サラワレ

前々からヒビが入っていた皿がついに割れてしまった。
洗い終わった皿を拭いていたら、割れた破片がコトリと落ちた。
何の前触れもなく。

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 ▲鳥の頭みたいな破片

むかし、インド人は皿を割っても謝らないと聞いた事がある。
「この皿は割れる運命にあった」とか「私の意志とは関係ない」とか…

聞いた時は、なんて勝手な言い分だ! くだらん言い訳だ!
なーんて思ったもんだけど、考えてみれば状況によるなと思う。

今回の皿のように、すでにヒビが入っていて、
いつ割れるかもしれなかった皿が、今日ついに割れた…

これなら「割れる運命にあった」とか「自分の意志とは関係ない」という理屈も、
なんとなく、納得できるというものだ。

そうした納得できる理屈を聞いたおばかさんが、
そう言えば許されると、どんな状況でも使うようになって、
広まってしまったのかもしれない。

実際、インド人はなかなか謝らない。皿はともかくも。

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2010年10月14日

わっ

友人ユタの子、サキちゃんがかわいい。

ユタとスカイプで話してると、
たまに登場するんだけど、毎度、とても和まされる。

最初の頃は、スカイプがどういうものなのか理解できず、
よそよそしかったサキちゃんも最近はすっかり慣れてきて、
いろいろな遊びを開発するようになった。

その1つが、「わっ」

物陰に隠れ、突然とびだし「わっ」とおどろかすアレだ。

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 ▲「おどろいた〜?」

この場合は“物陰”ではなく“画面外”に隠れ、突然とびだす。

スカイプの特性を上手に使った遊び方だ。えらい!


しかし…

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2010年10月13日

今日のおまけ

また出たレーシングカー。

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 ▲このタイプは2つ目

先日でたものと色が同じだったので全く同じレーシングカーかと思ったけれど、

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 ▲並べてみたら形が違っていた。

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 ▲謎のナンバー「8」

前回、「突起はドライバーの頭…なのかなぁ?」と書いたけど、
もしそうなら、このレーシングカーは2人乗りって事になるね。

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