まぁ悲しいね。
顔まっかにして怒る日本人もいるけど
ぼくはそっち側には感情向かず。
ただ悲しい。静かに抗議したい。
この件に対し作者は事後、こう弁明してる。
「誰かを傷つける意図はなかった。
それより日本政府の反応に当惑している。
問題の本質は東京電力の管理能力のなさにあり
怒りを向けるべき先はそちらだ」いやー、ごもっとも。正論。
風刺画というものは権力に対し描かれるものだ。
この場合の権力とは事故後の対応が芳しくない
日本政府であり東電だろう。そういう意味なら解せる。
だって世界で一番、問題解決を願っているのは
誰あろう日本国民なのだから。
むしろ「よくぞ描いた」と拍手するかもしれんさ。
でもさ
この風刺画は違うじゃないの。明らかに。
そんな殊勝なメッセージ、読み取りようのない内容じゃないの。
風刺の対象が権力にすらなってない。漠然とした日本というだけ。
これでは単に他人の不幸を揶揄嘲弄してるようにしか思えない。
あまりに浅はか…こんなものは “風刺画” とは言えない。
スリーマイルやチェルノブイリと違い
福島原発事故の直接原因は地震だ。自然災害だ。
そういう意味では日本人は被害者と言える立場だ。
作者よ。日本人、傷ついたぜ…(´・д・`)
もう少し節度をもっていただきたいもんだ。