引っ越しました

2009年06月23日

黄色い蜘蛛

デジカメ復帰後、被写体第一号は蜘蛛!
ベランダに出る窓の磨りガラスごしに黄色いものがゴソゴソ動いてたので
ベランダに出て、見てみると、なんとまぁ美しい蜘蛛がいた。


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苦手な方はスルーで

IMG_0020クモ1.jpg
 ▲こんなに美しいイエロー!

これはササグモという蜘蛛。
蜘蛛には、コクサグモのように巣を張って獲物を待つタイプの蜘蛛と、
獲物を探して襲いかかる追うタイプの蜘蛛がいる。この蜘蛛は後者だ。

追うタイプの蜘蛛はニンジャグモのように、たいてい大きく発達した目が
車のヘッドライトのように前方に並んでおり、また大きなキバ(アゴ)がある。
だが、ササグモの場合は小さな目がパトランプのように、
上部に集中してくっついており、キバも小さい。

IMG_0021クモ4.jpg
 ▲上部に集中してる小さな目。目の数は6つ。


足の短い追うタイプの蜘蛛は獲物に直接噛み付き捕らえるため、
よーく狙いを定める為に前方がよく見えるよう目が発達し、
足の長い追うタイプの蜘蛛は獲物を足で絡めて捕らえるため、
(ササグモの足には、トンボみたいに獲物を逃がさないようトゲトゲがある)
わりと大雑把な狙いでよく、それよりも遠くのものを確認するために、
上部に目が集中しているのかもしれない、と思った。

IMG_0019クモ3.jpg
 ▲横から見た図。黒い小さな目が見えるかな?



頭には触肢(しょくし)というものが1対くっついている。

IMG_0016クモ2.jpg
 ▲先端が黒い突起が触肢

触肢は足が変化したもの。
つまり蜘蛛の足はもともと8本じゃなくて10本だった。
歩くための足は、歩脚(ほきゃく)という。

触肢は昆虫でいうところの触覚のような役割があるんだけど、
もうひとつ、交尾の際に使用するという特殊な役割があるんだって。
このササグモも先端が膨らんでいる。間違いなくオス。

触肢の役割・形は、蜘蛛の種類によってさまざま。
未だに歩脚と変わらない形の触肢をもつ蜘蛛もいる。

蜘蛛の体の構造っておもしろい。
どう見ても虫なんだけど、昆虫のフォーマットに
わざわざ逆らって蜘蛛独自のフォーマットを確立している。
その中でも環境や習性によってそれぞれに進化してるんだから、
置きに行っていないよねぇ。実に興味深い。

ちなみに英名はLynx spiderというらしい。
Lynxは“山猫”っていう意味。…どのへんが山猫なの?




posted by さくらい | 自然 | 更新情報をチェックする
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