隣家の垣根のヒノキの間で、棒状の何かが不自然にプラプラ揺れていた。
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なんだろーと思って見てみると
いるいる。蜘蛛ちゃん。
▲ちょっと見ミノムシのよう。
これはゴミグモという名の蜘蛛。
見ての通り,ゴミで作った柱状の巣と同化している。
ゴミ柱がどう役に立つのかは不明。外敵から身を守るためなのか、
獲物を引き寄せるためなのか、どちらにせよ、明らかに不自然なんだよ…
▲これが本体。腹には突起がある。なかなかカッコイイ。
本体はゴミ柱に上手に化けてるんだけど、いかんせん、
ゴミ柱自体が目立ち過ぎると思うんだよな。
▲小さいゴミグモのゴミ柱はまだ不完全
おそらく、こうやってネバネバの球をいくつか連ねて、
自然とゴミがくっつくまで待つのだろう。
いったい誰のアイデアなのか。