テクテクあるいていたら、足下をサカサカーと移動する黒い物体が。
なんだ? と思ってみてみると…

▲わりと早い
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あら! 女王蟻じゃん。
デカッ。

▲指と比べても、こんなにデカい。
それにしても、ずいぶん遅い結婚飛行だ。
女王蟻は普通、5・6月頃にオスを求めてブーンと飛んでゆく。
え? 蟻が飛ぶ? そう、飛ぶんだよ。女王蟻は最初、羽があんの。
(もともとアリの先祖はハチなので羽を生やす遺伝子があってもおかしくはない)
飛んで行った先でオスを見つけ交尾すると、いらなくなった羽を捨てる。

▲胸部側面のくぼみが羽が生えてた痕
そして、このように、サカサカ歩いて巣を作れる場所を探すわけ。
…なんだけど、すでに公園のあちこちには巨大なコロニーができてる。

▲巨大コロニーの1つ。沢山の働きアリが忙しく出入りしている。
完全に出遅れだ。なかなかオメガネにかなうオスが見つからなかったのかなあ?
がんばってほしいよね。