引っ越しました

2009年07月09日

家宝

やっと1つ仕事が一段落ついた。ホッ。

う〜ん。無理がたたって体調がかんばしくない。
抵抗力が落ちたのか、歯まで痛くなってくる始末。

それでも次の仕事も次の仕事も次の仕事も待っちゃくれない。
まだまだ続く正念場。安眠できるのはいつの日か…

そんな時にはコレコレ。

IMG_0650子ども英語8月号_400.jpg
 ▲表紙は伊藤正道さんの素敵なイラスト。

ぼくの元に編プロさんから『子ども英語』8月号の見本が届いた。
待ってました! ついに!

って実は、数日前に届いてたんだけど、ブログに載せて良いかどうか、
打診したまま返信をいただけないので、しばらく置いといたんだよね。
未だに返信いただいてないけど、まぁ、いいでしょ。


わーい!うれしー!

このイベントはイラストレーターにとって、非常に大事。
イラストレーターやってて、この瞬間が一番、うれしいかもしれない。
疲れなんか、すっとぶもんね。これだから、やめられないよ。

寝転がったり、飛び上がったりして、じっくり眺めた。

IMG_0709子ども英語8月号_400.jpg
 ▲ぼくが携わった巻末付録。こうして眺めていると描いてた時の思い出がよみがえる。

カードゲームのようなかっこいいデザインを求められ、ぼくなりに応えてみた。
カードのデザインだけでも5、6回、修正が入ったかな。


IMG_0710子ども英語8月号_400.jpg
 は、こんな感じ。








よし、こりゃ家宝だな!


子ども達、気に入ってくれるといいなぁ〜 (*´ー`*)






IMG_0647子ども英語8月号_400.jpg
 ▲編集者さんからメッセージを頂いた。
これまた壁に貼って、励みとしる。



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だらっとした私的総括


とても良い教材になったなぁ〜と思う。しみじみと。

今回、ぼくはとても恵まれていた。
最初に聞いた時「おもしろい!」と素直に膝を打てたアイデアだったから。
言い方は悪いけど、苦しみ甲斐のあるアイデアだった。

発案された著者の先生から、さまざまなリクエストを頂いたが、
将軍さまに立ち向かう一休のように潔く清々しく応える事ができたと思う。
(間に入ってた編集者さんが一番大変だったかも。感謝)


ん! そう。 応える

今回の仕事は、このまずは何事も応える姿勢で臨むという事を、
念頭において、取り組んだ。

って、これまでも、別に逆らってきたわけじゃないんだけど、
厭々応えても、“応える”という事にはなっちゃうんだよ。
厭々ってのは端なる“サボり”とか“労を嫌う”的な意味でなくて、
応えざるをえないから応えるっていう後ろ向きな意識。


端的に言えば、この“厭々”を意識的に全て排除したのだ。
むしろ、のっけから、ドンと来い バッチ来い!と、
応えまくる気まんまんで迎えてみたんだよ。

いろいろ思うトコあってねぇ…
いろんな人から助言を頂いた上で、
ようやく達した1つの答え、その試みとして。

この仕事だからそうしたってワケじゃなく、たまたま、
試みようと思い立った時に、この仕事が舞い込んだ。
応え甲斐のある素晴らしいアイデアと、山のようなリクエスト。
“応える”という試みにまたとない機会を与えてもらえた。
そんな私的な意味でも著者の先生には感謝。


今回はある程度のリアルさを求められ、やはりガッチリ応えたので、
培ってきたデフォルメ重視のメインタッチとは明らかに違うね。

おおかみ.gif
 ▲同じ人が描いているとは思うまい。

「応える」という事はむずかしい。
信念を持ってたり、意義を求めたりして、描いているのなら尚更。
解釈を誤れば「言われるがまま描くただの代筆屋」に成り下がる。

以前なら、
「ぼくじゃなくてもいいじゃん!」とか、
「絶対、こうした方がいいのに!」とか、
ネガティブなベクトルへ信念を持ち出していたかもね。
リクエストの多くを自分への否定のように、
捉えてしまっていたかもしれない。安易に。

今回、応える気まんまんで応えてみた事により実感を伴って理解した。
応えきった上にあるものにこそ信念を乗せるべきなんだと。
だって、それがプロなので。(よし、きまった!)

そして応えるところに多くの成長のチャンスが転がってる事も発見した。
これも前向きに取り組んだからこその発見だった。
なんでもかんでも厭々やってちゃ身にならないわな。

はい、こんなトコ。


「なんもかんもうまいくいった!」とは言いきれない。
でも、応えきった上で、評価も責任も含め、
「これはさくらい海老のイラストです」と言いきれる。

IMG_0711_400さくらい海老.jpg

これがこの仕事で得られた一番の意義だと思う。
ことイラストレーターとしては。




posted by さくらい | 制作 | 更新情報をチェックする
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