▲枯れ葉に擬態した蛾、アケビコノハ。
はじめて見たよ。前から見たかった。意外と小さいんだなァ。
この虫はわりと有名。おもしろいから。
枯れ葉そっくりに擬態してるのもおもしろいんだけど、
前羽を広げると見える後羽が鮮やかなオレンジ色をしている。
つまり、これでビックリさせて逃げようっていう二段構えの逃走手段。
どんだけ臆病なんだよ(´ー` )
(なんとか撮影できないかと頑張ってみたけど、まんまと逃げられちゃったよ…)
さらにアケビコノハは、幼虫もすごい。
黒い(紫のものもいる)体にデカい目玉模様があり、かなり目立つ。
そして、頭を丸めて目玉模様を目立たせ、尻を上げる独特のポーズをとる。
おそらく擬態のオリジナルは爬虫類。そりゃ鳥もビックリするわな。
アケビコノハの幼虫 ※ショッキング注意
幼虫時も成虫時もビジュアル的に楽しませてくれる愉快な蛾だ。
アケビコノハの他にも幼虫時、尻を上げるポーズをとる蛾の幼虫がいる。
その名もシャチホコガ。アケビコノハは「アケビを喰う木の葉に似た蛾」って
意味だけど、シャチホコガは成虫はあんまりパッとしないわりに、
幼虫の形状がすさまじい為、幼虫時の特徴が名前になっているほど。
もうエイリアンとしか思えない。異形って言葉がピッタリくる。
なんせ、幼虫のくせに長い足を持っている。とてもじゃないけどイモムシとは呼べない。
見てみる? ※かなりショッキング注意
やぁーこれも一度でいいから、見てみたいんだけどねぇ。
まだ一度もお目にかかった事ない。
自然はすごいね。ヘンな生き物、実に興味深い。(´ー` )