サク「お、ユタカだ」
――――――――――――――――――――――――
ピッ
ユタ「昼メシ喰おめぇ」
サク「うん。いいよ」
ブーン キキー ガチャ バン ブーン
サク「何喰おー?」
ユタ「何でもいいよ。ラーメンでもいいよ」
サク「……。ラーメンね」
ユタ「いや、ホント何でもいいよ」
サク「だって今、ラーメンて…」
ユタ「じゃ、“ラーメンっぽいノリのもの”で」
サク「……」
ブーン
サク「あ、ココイチ」
ユタ「ココイチでもいいよ」
サク「ラーメンっぽくなくね? つかカレーじゃね?」
ユタ「そっか」
ブーン
サク「中華料理屋あるけど」
ユタ「うーん、あそこはやめよめぇ」
サク「たぶん、ラーメンもあるぞ」
ユタ「かもね。でもやめとこ」
ブーン
サク「ユタカ、あんかけスパって喰った事ある?」
ユタ「あるよ」
サク「おれ、ないや。そこにスパゲティ屋あるけど」
ユタ「んー…スパゲティかぁ…うーん」
サク「何でもよくなくね?」
ブーン
サク「あ、担々麺屋だって」
ユタ「おー、担々麺か!」
サク「入るか」
ユタ「入ろう」
キキー ガチャ バン カランコロン
ユタ「おれ、担々麺、大盛り」
サク「じゃ、おれ、セット」
▲デジカメ忘れたのでケータイで撮影
ユタ「いただきます」
サク「いただきま… ギャッ、ネギ入ってる! 油断した… 取らねば…」
セッセ セッセ
ユタ「あ、やっぱイヤだったん?
以前、意識すると喰えなくなるから言うなって言われたから
気を使って言わなかったんだよ」
サク「…ありがと。でもそれはソースやスープの中にもともと入ってて、
抜けない場合の事ね。抜けるなら抜くに越した事はないので…」
ユタ「そっか」
ズルズル
サク「そう…」
セッセ セッセ
ズルズル
セッセ セッセ
ズルズル
サク「…こんなもんかな。いただきます」
ズルズル
▲麺を食べた後ラーメンライスにできるセット
ユタ「ごっそーさん」
サク「ごっそーさん」
カランコロン
サク「ほー うまかったなー」
ユタ「あれだけ辛いとコクが分からんね。ゴマの風味は活きてたけど」
サク「お、語るねえ。おれ、グルメじゃねえからそういうのワカラン」
ユタ「おれもグルメじゃないよ。語りたいだけやて」
サク「そっか。そういう味の勉強できる教室とかあるといいね」
ユタ「そだね」
▲カップ麺が売ってたのでおみやげ
ユタ「買ったんだ? それ」
サク「うん。晩メシに。300円もしたよ」
ユタ「値札あったじゃん」
サク「うん。油断した」
ガチャ バン ブーン
ユタ「お、アウディだ。かっこええな。キュベレイみたいで」
サク「え! どのへんが?」
ユタ「ん? 丸みのあるボディとか」
サク「丸み… と言えば… アッシマー?(笑)」
ユタ「アッシマー(笑)確かに丸いけど」
サク「そういえばアッシマーの頭部ってドムの流用パーツなの?」
ユタ「どーだったかなー」
ブーン キキー
サク「はい、どうも」
ユタ「んじゃ、また明後日」
サク「うん。じゃね」
ガチャ バン ブーン
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