引っ越しました

2009年12月19日

15年ぶりのさんちゃん

今日は中学時代の友人達が地元で集まっていた。先生も。
ぼくはオシゴトで行けなかったけど電話をかけてきてくれた。

約15年ぶりくらいに皆と話せて、うれしかったなァ。
どの声も元気そうで何よりだった。先生もお元気そうで。
でも特にテンション上がったのはさんちゃんだったな。


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さんちゃんとの思い出


小学時代編

何年生だったか忘れたけれど夏休み。
ぼくは夏休みの課題の一環として早朝ランニングをする事にした。
それを聞いたさんちゃんが「それいーな。ぼくもやる!」とのっかった。
ラジオ体操の30分前くらいから2人で田んぼ道を走った。

最初の頃は色々話したり、おちゃらけたりして楽しかったんだけど、
なんせ朝起きるのが辛くって、だんだん面倒になってきた。
もしさんちゃんがいなかったらヤーメタと放り出してただろう。
さんちゃんももしかしたら同じだったのかもしれない。
終盤は2人とも無言で走ってたのを覚えている。


中学時代編

よく覚えてるのは3人で好きな子の話をした事。
さんちゃんとは中学時代、一緒に登下校してた。
あと一人すぎちゃんというヒョロンとした子と3人で。

ある日の下校時、好きな子の名前を言い合って、大盛り上がり。
それが落ち着いた頃「じゃあ2番目に好きなのは?」と誰かが言った。
また、それぞれ2番目に好きな子を言い合い盛り上がった。
それが落ち着いた頃「じゃあ3番目は誰?」と誰かが言った。
さすがに3番目はテンション低いかと思いきや…

さん「おれねー、みよちゃん!」
すぎ「あ、ぼくも、みよちゃん!」
ぼく「え! ぼくも、みよちゃん!」

みんな、みよちゃんじゃーん!


偶然の一致にふたたび大盛り上がり
「みよちゃんいーよなー」「いーいー」「みよちゃんいーよ」
みよちゃんはいつもニコニコしてるかわいい子だった。
それから3人はみよちゃんの良さを大いに語り合った。
まぁね…中坊なので、もちろんバカなんだけども、
みんなから3番目に好かれているみよちゃんの立場は…


高校時代編

高校は別々。野球がうまかったさんちゃんは名門校へ進学、
寮生活になったので、あんまり会えなくなった。
でも高校3年になるとテレビでよく見るようになった。
さんちゃんはエースだったんだ。モテモテだった。

ぼくの事なんてスッカリ忘れてんだろな〜と思ってたら、
ある日の夕方、突然さんちゃんがぼくのうちにやってきた。
手にはボールとサインペン。

さんちゃんはその場でボールにサインを書くと
ニコニコしながら、ぼくの手にポンと預けて帰っていった。
あれはいったい何だったのか…未だに分からない。
でも、何か特別な印をもらったようでうれしかった。

IMG_4203_400.jpg
 ▲そのボールがこれ。15年間、大事に持ってたよ


posted by さくらい | 追想 | 更新情報をチェックする
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