▲じゃーん
ハグロトンボは他のトンボと違い、
動きがのろいので、すぐ捕まえられる。
まずは観察。
▲顔。ほとんど目。カマキリに似てる。
▲胴。メタリックな光沢がある緑色。
▲足。固くて長い毛が生えていて獲物をガッチリ捕まえる。
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遊ぼう
トンボの遊びでポピュラーなのは糸をつける事。
トンボは糸の長さの範囲しか飛べないので愉快だ。
オニヤンマとかでやると速すぎて危ないのだけど…
その点、ハグロトンボはヒラヒラとのろいので安心。
後で逃がしてあげられるよう、堅く結ばないように。
糸をつける遊びも面白いんだけどでも今回は別の遊び。
まずはハグロトンボの羽をピンチでとめる。
ピンチで挟んだくらいじゃ羽は痛まないので大丈夫。
そして…
▲つまようじを近づけるてみる。
▲ガシッ つかむ
▲指を離しても、つかんだまま
と、このようにトンボには、
「足の中に入ったものをつかんでしまう」という習性がある。
まぁ他の虫でもつかむんだけど、
ハグロトンボはつかんだまま離さず動かさないという所がおもしろい。
そんなわけで、色んなものをつかんでもらった。
勝 訴!
ドッキリ大成功!
ヨネスケ!
こんな感じ。(´ー` )
どうだった?
ハグロトンボの愉快な部分、ご理解いただけた?
どんなにアホなものをつかませても、
ポーカーフェイスなところがニクいよね。
まぁこういう作り物でも愉快だけど、
木の実や1円玉とかいろいろつかませるのも面白いよ。
あんまり重いのは無理だけど。
ハグロトンボは、ただつかむだけじゃなく、
つかんだものの重心を即座にとらえ安定させる。
そんな能力があるから、飛んでる蝿蚊を捕まえる
なんて離れ業をやってのけられるのだろうね。
遊んだ後は、ちゃんと逃がしてあげよう。