「あ、コンビニの兄ちゃん、ストロー忘れたな?」
と思ったら、上部にくっついてた。
▲ここに
▲このストローが
▲このように。
みじかっ!
なんとコレ、三段階で伸縮するストローだった。短いはずだ。
▲この短いストローが、
▲こんなに伸びる! ワンダー。
二段階はよく見るけど、三段階というのは始めて見た。
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三段伸縮ストロー考
なぜ、三段階なのか。ちょっと考えてみた。
▲容器に対する、いっぱいまで伸ばした三段階伸縮ストロー。
二段階より三段階の方が、とくべつ長くなったわけじゃない気がする。
そもそも「普通のストロー(伸縮しない)だと短すぎて飲みにくい」という問題は、
二段階で充分解消されているわけで、わざわざ三段階にする必要がない。
つまり、三段階ストローの利点は他にあるという事になる。
二段階ストローと三段階ストローの一番の違いは、その配置だ。
二段階のストローは、容器の側面にくっついてる。
だが側面配置だと配送・陳列時に、ストロー部分が隣りの容器に接してしまう。
ともすると、接触のショックでストローが脱落してしまう。
三段階ストローにし上部に配置にする事で、この問題を回避する事ができる
…という事だと思う。おそらく。
ストローを三段階伸縮にしたからって別に、
製品にとってのメイン要素であるいちごオーレがうまくなるわけじゃない。
「ストロー付き」なんて今や当然で今更ありがたがる人もいないだろう。
これが直接、売り上げアップの要因にはならないと思うんだよね。
それでも「飲もうと思ったらストローがナイ」という、購入者の不満を、
少しでも解消しよう・改善しようというグリコの姿勢には好感が持てる。
「“当然”になっている事を見直す」という事も、なかなかできないと思うんだ。
地味だけど、すごい工夫! すごい配慮! 感心してしまった。
▲なにはともあれ、いちごオーレうまし。