昼からインド料理屋バンチャガルで、メニューブック用の写真とって5時半。
やれやれ帰るかってところで、常連のじいさん登場。
シャルマ(店主)から、たまに話は聞いてたが、会うのはこれがはじめて。
このじいさん、近所の高級マンションの最上階に住んでいる。
バブル期にテレビマンだったらしく、金は持ってるみたい。
でも、やっぱ一人暮らしは寂しいんだろうな。
ちょくちょく来ては、ビール飲みながらシャルマに話を聞かせるらしい。
たまにはちゃんと日本語が通じる日本人と話したかったのかもしれん。
話し相手になるのも、やぶさかじゃないよ。昔話、好きだしね。
ところが… このじいさん、下ねたしか話さない…
城○園だの、港○園だの…(いわゆる赤線)
んまーーーーでるわでるわ。えんえん、ド下ネタ!
下ねたは別にいいけど、あけすけなド下ねたはひくばかり。
あいいれない。とんだヤブヘビだ。
それも、すぐ隣で家族連れが食事してるのに大声で。
「最近の若いモンは」って常套句もよく出てきたが、
電車の中で悪びれずケータイで話す若者と何が違うんだオイ。
それでも“バンチャガルの常連”だから、無下にもできず、
なんとか、下ねたから別の話題になるよう仕向けると、
今度はテレビマン時代の自慢話をえんえんと。
それでも下ねたよりはマシかと思ってたんだけども、
「ドラマのロケで金沢に行ったんだけど、あ…金沢って言ったらゲヒヒ」
結局、ド下ねた再開。だみだこりゃ。
なんとか丸く遮って店を出たら天はまっくろ、地はまっしろ。ギャー!
▲かき氷か
▲凍ってタイヤがガリガリ
通常15分で帰れるところ、40分もかかった。
トホホ。////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
帰ってから、じいさんが若い頃に作ったというドラマを
検索してみたが、タイトルしかヒットしなかった。
文部省から賞もらったと言ってたんだけどな。時の流れは残酷だ。
いや、タイトルだけとはいえ、40年経ってもヒットしてるんだから、まだマシか。
ぼくが作ったものなんぞ、40年後には跡形もないだろう。