もし誤ってナメクジを口に入れると大変な事になるらしい。
ナメクジ(カタツムリも)には広東住血線虫という寄生虫がいる場合がある。
広東住血線虫は2cmほどの糸状の虫で本来ネズミの血管に寄生している。
ネズミの糞を食べたナメクジに感染し、それが何らかの理由で、
人の体内に入り感染すると2週間の潜伏期間を経て髄膜炎を発症する。
頭痛、発熱、昏睡、痙攣、顔面麻痺、四肢麻痺、神経異常という症状がでるらしい。
直径2cmの寄生虫が脊髄や脳へ侵入する
ガクブルだ。考えただけで、おそろしい。
実際、オーストラリアでは度胸試しがてらナメクジを生で食べた若者が感染し、
寄生虫によって脳が肥大、通常生活に戻れるまで5ヶ月もかかったらしい。
「ナメクジなんて食べないから大丈夫!」
いやいや、そうとは言いきれない。
ナメクジそのものじゃなくても、ナメクジを手で直接さわるとつく
粘液にも寄生虫が潜んでいる可能性がある。
「ナメクジなんて触らないから大丈夫!」
いやいや、これまた、そうとは言いきれない。
触らなくても、ナメクジが移動した跡の粘液にも
寄生虫が潜んでいる可能性がある。
ナメクジが這ったキャベツやレタスなどをよく洗わず食べて
感染…なんて事も充分ありえる。(っていうか実際あった)
ナメクジが這ってないとは言いきれない階段の手すりに触れた後、
手を洗わず、鼻ほじったり、口元を触ったりしただけでも、
感染…という事もありえるんだよ。
ああ、おそろしい。
今回、直接、触れたりしなかったけど、
よぉぉぉぉく、手を洗った。石鹸で。熱湯で。
それでも2週間後、ブログの更新が
パッタリ止まったりしたら「あー」と思ってください。