「子どもはコーヒーを飲むと脳が溶けるよ」
もちろん、こんなのは子どもを早く眠らせるための方便なのだけど、
幼かったぼくは少し怖かった。元よりそんな苦いモン飲まないよ!
ま そんなわけで、コーヒーは、
ぼくにとって、ずーーーーーっと、
飲めないもの・いらないもの・関係のないもの
という位置づけだった。
ところが、いただきもののコーヒーを面白半分に、
飲んでみたら、あれ?(°д°) 意外とうまし! なんだコレ。
たぶん、知らん間に味覚が変わっていたのだろう。
子どもの頃は「漬け物まずし!」と思ってたが、
大人になった今「漬け物うまし!」と思えるのと同じだね。
そして
大人になって知恵がついたぼくは知っている。
コーヒーで脳が溶けない事を m9(;`Д´)(たぶん)
ならば、飲まない手はないだろう!
ってわけで、それからというもの、
わざわざ買ってきて、ほぼ毎日、飲んでいる。
半年前じゃ考えられなかった事だ。
コーヒーなら何でもいいってわけじゃないらしい。
今んとこ簡易ドリップ式のコーヒーを飲んでいる。
▲こういうの
粉のインスタントを試してみたが、ぜんぜんダメだった。
同じく缶コーヒーもてんでダメだった。
まったく別の飲み物のような気がしてならん。
砂糖もいろいろ試したがどれも気に入らない。
飲めない事はないけど、わざとらしい甘みがじゃまくさい。
だからってブラックで飲めるわけでもない。
そんなわけで、ハチミツを入れて飲んでいる。
目下、困っているのは湯が注ぎにくい事。
なんせ “コーヒーを飲む” という習慣が
なかったのでポットというものがない。
考えてみれば持った事すらないんだな…
仕方ないので、フライパンで沸かして
ロートを通して湯を注いでいる。
めんどくさいので、そのうち買いにいく。
なにはともあれ
「うまし」と思えるものが増えたのは、
しあわせなことだよ。(´ー` )