▲散歩小道
小道は小径とも書く。
小径の意味は「二人では通れないほど狭い小道」という意味だ。
この小道は二人で歩くのにちょうど良い。
そういえば以前、つきあってた子とよく散歩した。
「よく」でもないかな。でも印象深い。
「オシロイバナ」という花の名前を教えてもらった。
ドブの中にいっぱい詰まった落ち葉の上を歩いた。
シャックリが止まらない彼女をおどろかそうとした。
なんてことない散歩だったけど、楽しい時間だった。
▲夏のぬけがら
たしかブルーハーツの真島昌利のソロアルバムの1つが、
こんなタイトルだった気がする。
高校の時、新聞配達しながら、よく聞いてたっけ。
当時、もうポータブルCDプレイヤーがあったが、
カセットテープのプレイヤーを愛用していた。
3000円くらいの黒くて分厚い安物だった。
そういえば、あのプレイヤーはどこへ行ってしまったのだろう。
▲葉っぱおばけを作った
これは何かというと、別になんでもない。たわむれ。
そういうものをそっと置いておき、見つけた人が、
どう思い、感じ、考え、どうするのかを想像するのが楽しい。
そういえば、つげ義春の漫画に、そんな絵師が出てきた。
無意味な線と点を描いた掛け軸をわざと大通りに捨て置く。
これを拾った浪人が地図と見立て、その確認のため方々歩き、
やがてその絵師の元に辿り着き二人で笑って酒を呑む。
そんな筋だったと記憶している。(愉´ー`快)
以前、葉っぱおばけを作って公園のベンチに置いといたら、
次に見た時、なんと増えていた。
見つけた子どもが真似をして作ったのだろう。(愉´ー`快)
ベンチの下には作るのに失敗した葉っぱおばけが、
いくつか落ちており、それも愉快だった。