引っ越しました

2012年11月20日

ワレ ジブン オノレ オンドレ テメエ これぜんぶ相手を差す言葉。なぜ?

関西の人が言う「ワレコラナメトンカイ」の ワレは
“我”なのに相手の事を差す。

ちょっとゆるめの「ジブンナニユウテンノ」のジブンも
やっぱり“自分”なのに相手の事を差す。

他にも オノレ オンドレ テメエ これらすべて、

自分を表す言葉で、相手の事を差す。

テメエ=手前 オノレ=己 オンドレ=己のなまり

それも、相手を蔑み、ののしる場合に主に使用される。
これ、なぜなんだろう。調べてみたよ。

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

つまり、こういう事。

むかしむかし、日本語には、
相手を敬う代名詞はあっても、
相手を蔑む代名詞はなかったんだ。

にっくたらしー! ののしってやる!
そんな時も、ただ “名前で呼ぶ” くらいできなかった。

でも、これでは「名前を知らない人」をののしりたい時こまる。

蔑んでいるのに「あなたさま」とか言ってらんない。
なんとかして、馬鹿にして、ののしってやりたい!!

そこで “名前のかわりに人を差す言葉” 、
つまり代名詞を、いろいろ思い出してみたんだね。
でも、前述の通り、相手を敬うような代名詞しか浮かばなかった…
なぜ蔑んでるのに尊敬の意味を込めて呼ばなくちゃいけないんだよ!
なんかないかな〜 なんかないかな〜

と、ここで閃いたんだね。発想の転換。

自分を表す代名詞(我、自分、己、手前)
これらには、当然ながら、まったく尊敬の意味が込められていない。
おー! だったらこれで呼んでやれ!

こうして、自分を表す言葉で、相手の事を差す言葉 が生まれたってワケ。


これって… すごく…

だよね。


だって、言ってしまえば、

「俺は最低だ。全く尊敬されてない。
 その俺を表す言葉でお前を差してやる!」


ということだもの。

ある意味、控えめ。奥ゆかしい。

たぶん日本人くらいじゃないのかな、こんな発想をするのは。

おもしろいね。(´ー` )




posted by さくらい | 疑問 | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。