トレーニング室を見学してきた。
そこでのトレーナー(50前後)との、やりとり。
「こんにちはー
以前、ここのプールに通ってたんですが
筋力つけたくて、こちらの見学にきました」
「あーそうですか。どうぞどうぞ」
「ここにある機具って自由に使えるんですか?」
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「ん〜(´・〜・`) そうですねぇ…
まずはウォーキングマシンや
サイクルマシンからですかねぇ。
運動を始められるなら、
まずどの筋肉から鍛えるか分かりますか?
腕でも、足でもなく、そう、まず心筋です。
そうでないと心臓に負担がかかりますからね。
有酸素運動と言ってですね、カクカクシカジカ」
「はぁ…まあ、そうですね。
普段からウォーキングしてるんで。
でも足腰に負担かけないためには
サイクルマシンの方がいいかもしれませんね」
「サイクルマシンはですね、自転車と違うんです。
平地を自転車で走っても大した運動にはなりませんよね?
要するに自転車で坂道をずっと登ってる感じなんですよ〜
自転車で1時間も2時間も続く坂道ありますか?ないでしょう。
だから意味があるんです。具体的にはカクカクシカジカ」
「はぁ…まあ、そうですね。
で、筋力トレーニングのための機具ですが
自由に使えるんですよね?」
ここで、このトレーナー、
ぼくが筋力トレーニングのために
サイクルマシンを使おうとしてると思ったらしい。
「勘違いしてる」という勘違い。
「あ〜…ははは。
分かりませんかねぇ…
いいですか? 想像してみてください。
例えば、えーっと… ああ、これがいい。
ここにボールペンありますね?
これをこうダンベルみたいに持って
100回ひじの曲げ伸ばししたとして、
これで運動したーって言えますか?
ほぅら、イッチニッサンッシ。(実際やってる)
はっはっは、言えませんよねぇ?
これでは筋肉に刺激を与えられないんですわ。(笑)
刺激を与えないと筋肉ってのは鍛えられないんですよ。
有酸素運動というのはですね、カクカクシカジカ
筋力をつけるためにはですね、カクカクシカジカ」
「はぁ…まあ、そうですね。
で、筋力トレーニング用の機具は…」
(=_=;)
わかる? これ。
ぼくは、このやりとり、だいぶイライラした。
なんで、こうなるの? ほんとなんで?
あんたが言ってる事は全部知ってるわ!ヽ(`Д´)ノ
「筋力トレーニングの機具は自由に使えるのか」
こっちは、それしか訊いてねえわ!ヽ(`Д´)ノ
筋 力 つ け た く て き た の !
言ってんじゃん。最初から。
「プール通ってたけど筋力つけたくてここに来た」って。
プールで筋力つくと勘違いしてるなら、ずっとプールにおるわ。
分かりきっとる事を、クドクド、クドクド、
つまんねえ比喩やくだらねえ反語まで交えて。
あとボールペンダンベル。何してんの大丈夫?
ハイハイ。
ご親切なんだよね? ご丁寧なんだよね?
分かってますよ。だから口にはしなかったわ。
「はぁ…まあ、そうですね」で通したわ。
でも的外れすぎてんだってば。度を越してる。
あと長い。無っ駄に長い。分かったってもう。
そして→(´・〜・`)←この顔面ね
おやおやwww
あなた、ぜんぜん運動してないんですね?www
あなた、ぜんぜん運動の事知らないんですね?www
んしょうがないですねぇ〜〜www
0から教えて差し上げましょうwww
的なさ、決めつけの苦笑づら。
ドラクエ2の悪魔神官口調。ずーっと。
そりゃ散歩がてらパーカーにジーンズで
のこのこやってきたオイラもいかんけどさ。
今時、こんな基礎、知らない奴なんていないだろ。
運動もしてるわ。ばかにすんじゃねえわ。
ってわけで
有酸素運動についてぼくが持つ全知識をさりげなくぶつけ、
ついでに筋肉のメカニズムも頼まれもしないのに語ってやったら、
やっと、静かになったよ。ちょっとバツが悪そうに。
すでに分かってる人に、得意げにご力説。
さぞ、恥ずかしかった事だろうさ…(悪`艸´ )ぐふふ
はぁースッキリ。さぁー帰ろ帰ろ。
今日はこのぐらいにしといたらぁ。
帰り道にて。
( ・"・)ハッ
で、機具は自由に使えるのか?
何しに行ったんだ…_| ̄|○
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