▲ずっしり重い黒財布
即刻警察!ランローララン!
▲おまわりさ〜ん!
▲わりと入ってた…(密かにパチリ)
落としたのは近所のじいさんらしい。
よく落とすらしく「ま〜た、あのじいさんだよぉ(´〜`;)」なんつって
警官にさんざん笑われてたな…
さて
おサイフを警察に届けると拾い主は2つの確認をされる。
(1)拾い主の連絡先を落とし主に伝えてもいいか。
(2)謝礼を受け取るかどうか。
下ばっか向いて歩いてるからか(=∈=;)
ぼくは、わりとおサイフ拾う機会があるんだけど、
毎回(1)はYES、(2)はNOにしている。
なぜなら
拾った程度の労力でお金を手にする事は
なんだか気がひけるので(2)はNO。
でも、ささやく悪魔を振り払って届けた事に対して、
お礼の言葉があると少なからず報われるので(1)はYES。
え、ささやく悪魔って何かって?
そんなもんネコババに決まってんじゃん!ヽ(`Д´)ノ
ずっしり重いサイフを手にして、ふっと魔が差すワルさくらい。 Ψ( `▽´ )Ψ
いやいや、した事ないよ。ネコババなんて、一回も。
でも
ネコババしちゃおかなぁ…とは思うんだよ、毎回ね。
そういう発想はあるんデス!m9(;`Д´)正直ね!←ここが正直者
その時点で、ぜんぜん「イイヒト」なんかじゃないんデス!
“正義感” みたいな得体のしれない曖昧な価値観で
届けるわけじゃなくて、一度でもネコババしたら、ハイそれまで。
その後ずーっと「ネコババした自分」とつきあっていく事になるんだ。
その罪悪感に苛まれ続ける方がキツそうなので届けるんだよ。
「時をかける少女」などでおなじみ大林宣彦監督はこう言った。
「正義の人でいるより、正気の人でいたい」
ごもっとも。ほんと、それ。
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追記
届けてから1ヶ月、未だに礼の電話一本ナイ。
まったく最近の
いったいどういう教育を受けてきたんだッ!ヽ(`Д´)ノ
なーんて(・∈・)いや別にいいんだけどさ。
菓子折りとかいらんから「ありがとね」の一言、
これをもらえるに越した事はないんだよね。
あ〜、やっぱ届けて良かったなぁ〜(´ー` )という感じで
自分が選択した行動に、気持ちよいオチがつくから。
逆にそれがないと、次、拾った時は、
「謝礼を受け取るかどうか→YES」にしてやろうか!ヽ(`皿´)ノ
なんて考えもよぎっちゃうよ。
この差は大きい。お礼、大事。