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<前回までの概要>
子の誠意のなさ、親の認識の甘さに、鬼モード。
半年以上に渡る執拗な誹謗中傷による、
精神的苦痛に加え、名誉毀損、営業妨害は明らかです。
極めて悪質であり、反省の色も見られません。
親御さんの認識も甘く、ご指導を見込めないため、
近日、某県警察に私自身が直接出向き相談いたします。
可能なら警察官同行の上、お宅に伺い指導して頂きます。
学校ならびに教育委員会にも指導の徹底をお願いしに伺います。
当事者が未成年である事に配慮し刑事は控えますが、
本件により生じた損害に対する民事訴訟は検討します。
つきましては、以下、間違いないか、確認してください。
--------------------------------
ご住所は、某県 某市 某町 ×丁目 ×××番地
お電話は、×××-×××-×××
お名前は、×××さんで宜しいですね?
結論から言うと、この文面のままで返信はしなかった。
理由は2つあった。
1つは冷静じゃないという事。ま… 当然。
「なりすまし」で植え付けられた猜疑心によって、
普段ならスルーする事まで、必要以上に悪意に感じている。
鬼モードにせよ、それを自覚できるくらいの理性はあった。
もう少し気持ちが落ち着いてからでも遅くないと思った。
もう1つは、警察その他への相談に向けての調査の際、
たまたま、この親子のyoutubeチャンネルに行き当たり、
いくつかムービーを見たという事。
▲該当のチャンネル(モザイク処理済)
ほとんどが他愛のないホームムービーで、
年齢的にこの子かなという男の子も映っていた。
あの悪意に満ちた書き込みをしたとは到底思えない、
純情そうに見える少年だった…
何かの間違いじゃないか? と疑うほどだった。
ムービー内で楽しそうに過ごす親子に、
わけもわからず、涙がでてきた。(TへT)
「人の気も知らずに!」と腹立たしく思う感情と、
それとは逆の感情が、心の中でせめぎあった。
“それとは逆の感情”の正体は分からなかったが、
怒りとは逆の感情という事だけは分かった。
そして「せめぎあった」時点で負けだった。
少なくとも外部からのアプローチによって、
この親子の信頼関係に水を差す気は失せた。
こんな風に簡単に情にほだされる自分に嫌気が差したし、
この幸せそうな親子に醜い感情を向けている自分にも嫌気が差した。
(こういう自己嫌悪を誰かのせいにできない自分にも…嫌気スパイラル)
しかし、だからといって
無かった事になどしない。できない。
結局、こう返信した。
外部アプローチ云々という鬼丸出しは丸ごと削除したが、
●●さま
さくらいです。ご連絡ありがとうございます。
まず最初に。
息子さんが親になりすました事により、ややこしくなりました。
頂いたメールも、なりすましの可能性がないとは言い切れないので、
それなりに警戒せざるを得ない事を、まずは、ご承知おきください。
よって、安易に連絡先を教える事はできません。
記載して頂いた連絡先にもまずは非通知で電話します。
さきほども掛けましたがお出になられませんでした。
また数時間後にかけます。
以下、間違いないか、確認してください。
--------------------------------
ご住所は、某県 某市 某町 ×丁目 ×××番地
お電話は、×××-×××-×××
お名前は、×××さんで宜しいですね?
https://www.youtube.com/channel/xxxxxxxxxxx
↑こちらはあなたのyoutubeチャンネルですね。
「●●●●●●」の男の子が息子さんですか。
住所、連絡先、氏名の確認は残した。 加えてyoutubeチャンネルの確認も。
こちらの本気度、事の重大さを認識してもらうには必要だと感じた。
また、把握してるクセに切り札みたいに隠し持ってるのも嫌だった。
電話をかけるのを数時間後に設定したのは、気を落ち着かせるためだ。
実は、この間、怒りに飲まれ衝動的に何度か電話をかけていた。
しかし、非通知設定にされてたようで、出られなかったのは、
今にして思えば幸いだったと思う。お互いにとって。
ほどなくして相手からきた返信の内容も、
やはり認識の甘さは見てとれ、眉をひそめた。
気を落ち着かせる時間をとったのは正解だった。
確認事項は、すべて間違いないとの事だった。
つまりムービーの子がやはり当人だった。軽く滅入る。_| ̄|○
スーハー (=_=) スーハー
電話をかける時間がきた。
荒らし対応顛末記(6)へ続く