引っ越しました

2014年03月27日

こっくりさん事件

昨日、中学生の頃の友達と電話して聞いた話。

ぼくはすっかり忘れてたんだけど、
中学生の頃「こっくりさん」が流行っていた。
休み時間ごとに、みんなで集まっては、
こっくりさんを呼び出して遊んでたらしいんだ。

「○○ちゃんの好きな子は誰ですか?」
「今度のテストにどんな問題が出ますか?」

調子にのって「絵を書いてください」なんつって
こっくりさんに絵を書かせたりもしてたらしい。
(その時は10円玉じゃなく鉛筆を使ってたみたい)

大ブームのこっくりさん。
むじゃきに盛り上がってたんだけど…


ある日の事 ←click!


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2013年09月27日

コーヒーの呪い

コーヒー好きだ。よく飲む。

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でも、実は数年前までコーヒーは大の苦手で、
まったく飲まなかった。っていうか飲めなかった。

なぜ、飲めなかったのか… 今回はそんなお話


子どもの頃

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2012年01月11日

牛丼屋の合言葉

牛丼屋のレジ横にこんなの見つけた。

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 ▲防犯ポスター

んで、ふと、思い出した。

もう15年くらい前、ぼくは某牛丼屋でバイトしてた。

そのとき、

強盗に入られた時、強盗に気付かれないよう、
他の支店に電話して通報してもらう際の合言葉


なるものがあった。

それがコレ

り ん ご 一 個 お 願 い し ま す

いったいどういう状況を想定してたのか…

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まったく分からないけど、ちゃんとマニュアルに書いてあった。

今もあるのだろうか。



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2011年12月31日

つちのこの話

2011年を締めくくるのは、
年末なのに、つちのこの話。

んまぁ、それもエビログらしいか…(´〜`;)


今から12年くらい前のこと。
三河地方のとある村でつちのこを探してた時、
野良仕事をしてたじいさんから聞いた話。

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その昔…

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2011年09月19日

連れ去られ事件

二十歳の頃、早朝。

その時つきあってた彼女と
母校の小学校でおちあい、校門に並んで座り話していたら、
突然、車がやってきて、目の前で止まった。

乗っていたのは20代後半の全く知らない男。
そしていきなりの怒鳴り声でこう言われた。


「乗れ!」


彼女ではなく、ぼくに向かって。

真っ赤な顔で、見開かれた目は血走っていた。
もし拒否ったら彼女を乗せようとするかもしれない。
「大丈夫だよ」と震え声で言い残しぼくは車に乗った。即発進。
心配そうに見送るサイドミラーの彼女がみるみる小さくなった。

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ど、どこへ連れていかれるのか…((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

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2011年09月11日

特別なテストの思い出

ふと思い出した。
小学生の高学年の頃の話。

とある日、社会のテストがあった。
ぼくはいつも通り猛勉強して臨んだんだ。
理科と社会は好きだったからね。
いい点がとりたかった。

出来は手応えあり!
密かにライバル視していた勉強が得意な女の子は
どうだったんだろうと気になっていた。

答案用紙の返却日。
結果は思った通り90点! ヤッタ!
猛勉強の成果が出たぞ!

さてライバルの子は何点かな〜と、
ちらっと覗き見ると同じく90点。

「チェッ ひきわけか〜」とぼくが言うと
「ちょっと〜勝手に見ないでよ〜」と彼女が言った。

それでも、ぼくは満足だった。
おそらくこのクラスで90点をとったのは、
ぼくら2人だけだっただろうから。

そこに先生から一言。
「桜井君と○○さん(ライバルの子)は放課後に残るように」
ハテ、なんだろう?
ぼくもライバルの子もきょとんとしていた。


放課後

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2011年09月07日

散歩道

天気が良く風もある。絶好の散歩日和。

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 ▲散歩小道

小道は小径とも書く。
小径の意味は「二人では通れないほど狭い小道」という意味だ。
この小道は二人で歩くのにちょうど良い。

そういえば以前、つきあってた子とよく散歩した。
「よく」でもないかな。でも印象深い。
「オシロイバナ」という花の名前を教えてもらった。
ドブの中にいっぱい詰まった落ち葉の上を歩いた。
シャックリが止まらない彼女をおどろかそうとした。
なんてことない散歩だったけど、楽しい時間だった。


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 ▲夏のぬけがら

たしかブルーハーツの真島昌利のソロアルバムの1つが、
こんなタイトルだった気がする。
高校の時、新聞配達しながら、よく聞いてたっけ。

当時、もうポータブルCDプレイヤーがあったが、
カセットテープのプレイヤーを愛用していた。
3000円くらいの黒くて分厚い安物だった。
そういえば、あのプレイヤーはどこへ行ってしまったのだろう。


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 ▲葉っぱおばけを作った

これは何かというと、別になんでもない。たわむれ。
そういうものをそっと置いておき、見つけた人が、
どう思い、感じ、考え、どうするのかを想像するのが楽しい。

そういえば、つげ義春の漫画に、そんな絵師が出てきた。
無意味な線と点を描いた掛け軸をわざと大通りに捨て置く。
これを拾った浪人が地図と見立て、その確認のため方々歩き、
やがてその絵師の元に辿り着き二人で笑って酒を呑む。

そんな筋だったと記憶している。(愉´ー`快)

以前、葉っぱおばけを作って公園のベンチに置いといたら、
次に見た時、なんと増えていた。
見つけた子どもが真似をして作ったのだろう。(愉´ー`快)
ベンチの下には作るのに失敗した葉っぱおばけが、
いくつか落ちており、それも愉快だった。



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2010年05月30日

バカトッピ

ぼくが小さい頃、桜井家には『バカトッピ』というものがあった。

例えば、ここに炒め物を食べた後に残ったタレがある。

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 ▲こんな感じ

そこに、ごはんをバカッと入れて、

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 ▲バカッとね

グリグリグリーとかき混ぜる。

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 ▲グリグリグリーっと

すると、あら不思議! 味ごはんに早変わり〜!!

これがうまいんよ。だから、みんなやりたがる。
でも、ひとりしかできない。早いもん勝ちだ。

ってわけで、ごはんをバカッとできる権利を主張する言葉、

それが バカトッピ である。


さらにバカトッピ

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2010年01月23日

林文具店の思い出5

コレの続き。これでおしまい。


泣きっ面のままのコーケッピと、なぜかぼくまで車にのっけられ、林文具店へ到着。

ぼくが買った事に気を良くしたのか、
ファミコン本体の在庫がさっそく店頭に並んでいた…
ばぁちゃんも、なかなかしたたかだ。

コー母は「あ、これね」とあっさりレジへ運ぶ。コー母に他意はない。
でも、当時、超品薄だったファミコンが、
ポッと入った店にある事自体、ありえねぇんだよ…

林文具店にしても今まで売れなかった高額商品が1日に2つも売れてウハウハだよね。
でも、ばぁちゃんはすでにぼくの顔すら忘れてるみたいだった。

釈然としない… すごく釈然としない。

だって、ぜーんぶ、ぼくのおかげじゃん? 言っちゃえば。
ポッと入った店でファミコン本体が買える事も、
売れない高額商品が1日に2つも売れた事も。
誰一人、何一つ、分かっちゃいない。
でも、言っちゃえないぼくは我慢、その光景を複雑な思いで見ていた…
そして…

コーケッピはずーっと隣で泣いていた。

ほんと、なんなんだ、おまえは。なに、その涙の意味。
今、正におまえが欲しいものが、何の努力もなく手に入るってのに、
ふてくされたようにグズりっぱなし。

それを横目に呆れてため息をついたその時だ!!

前世紀最低最悪超弩級の理不尽爆弾が投下されたのは!!


いつまでもピーピー泣いてるコーケッピに見かねた林文具店のばぁちゃんが、

「あれあれ、なんで泣いとるの。まぁ〜かわいそうに。
 ちょっと待っとりゃーよ」

とかなんとか言いながら裏にひっこみ、戻った手にあったものは…
これまた、当時大人気で超品薄だったファミコンカセット。
スーパーマリオブラザーズ。当時の販売価格、忘れもしない4900円。


そ れ を だ

「はい、これ、オマケで付けたげるわ」

(°д°)あwせdrftgyふじこlp;@!?


待ぁーて待て待て待て待て待て待て待て待て待てぇー!

ハッ!?

なーーーんだ、それ!? オマケ!? ロハ!?

ありえねぇだろ、ばーちゃん!!

ぼくのあの努力はなんだったんだ!!

食べたいおやつを我慢して我慢して、
50円ずつコツコツ貯める事、1年強。

コーケッピなんて…コーケッピなんて…

ただ泣いてただけじゃんかよ〜〜う!


あの努力を、こんな形で汚されるとは!!
傷ついた! ああ、傷ついた!! 傷ついた!!!

泣いた。こんな理不尽に小学生が耐えられるはずもない。
でも、コー母もばぁちゃんもなぜぼくが泣き出したか分からない。

コー母「あらあら、さくらい君、どうしたの?」

ばぁちゃん「あれー、ごめんねぇ。でも、これ1つしかないんだわ…」

そう聞いたとたん、ふてくされてたコーケッピがバッと顔をあげ、
ばぁちゃんの手からスーパーマリオをひったくった。

こ の や ろ う は …

スーパーマリオを手にしても、ぐずりっぱ。
コー母に「あらもう、この子は。ありがとうは?」と促され、
やっと小声でボソボソ礼を言った。


帰り道の事は覚えていない。記憶がスッポリ抜けてる。
小さい頃の事はわりと細かいところまで覚えてる方なんだけど…
たぶん、そうとう放心状態だったんだろうなぁ。

念願のファミコンを買えた喜びなんかとっくにふっとんでいた。
覚えてるのは、なぜ喜び勇んで出かけた息子が、
ふてくされて帰ってきたのかわからない、かぁちゃんの困惑顔…
そりゃそうだよね。せっかく買ってきたファミコンをほっぽって
部屋の隅っこでうずくまってんだから。

50円ずつコツコツ貯めた事はぼくの努力でも、
その小遣い自体をくれたのはとぅちゃんとかぁちゃんだ。
小学生ながらも、そのへんわきまえてたぼくだったけど、
この時ばかりは素直に「ありがとう」とは言えなかった。

とにかく、ふてくされていた。
「これがふてくされていい正当な状況だ」とコーケッピに示すがごとく。
まぁ、いつまでもそんな態度でいたから、はったおされたけどね…


その後

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2010年01月18日

林文具店の思い出4

コレの続き。

…しかし、妙だ。コーケッピんちは母子家庭。
経済状況は、うちとさほど変わりないと思うんだけど…
その謎は出かける支度をしながら、ふとこぼしたコー母の一言で解けた。

コー母「もー、しょーがないわねー。せっかくパ…あ、んっんー」

せっかくパ…?(°д°)

“グズる子に根負けした母親”コントの中に、
紛れ込んだ違和感のある一言「せっかく」。
そして、それを打ち消すように続いた「あ、んっんー」
その間には、この謎を解くキーとなる「パ」という一言が…

パ? パ? パ? (°д°)ハッ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜回想〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

コー母「ゆっくりしていってね。あ、そうだ。チョコ食べる?」


あ、そうだ。チョコ食べる?

あ、そうだ。チョコ食べる?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

チョコ→景品→パチンコ→勝利→懐温かい (°д°)ガチャガチャチーン

つまり「あ、んっんー」で打ち消した言葉の続きはこうだ。

「せっかくパチンコで勝ったのに」

謎は全て解けた!!ヽ(`ー´)ノ


……ヽ(`ー´)ノ


……ヽ(`ー´;)ノ


解きたくなかったぁぁぁぁああああああ!!!!
・゚・(ノД`;)・゚・



次回、舞い戻った林文具店で、さらに怒濤の展開が!!


つづく

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2010年01月10日

林文具店の思い出3

コレのつづき


帰ってきたコーケッピのかぁちゃん。

コー母「ただいま〜。あら、さくらい君、来てたの?」

ぼく「おじゃましてまーす」

コー母「ゆっくりしていってね。あ、そうだ。チョコ食べる?」

ぼく「ありがとうございます!」

ファミコン手に入れて、チョコまでもらえて今日はなんていい日なんだ

・*:.。. .。.:*・゜゚・* (´ー`*)・*:.。. .。.:*・゜゚・*

と、ところがだ!!


コー「ぼくのはー?」

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2010年01月09日

林文具店の思い出2

コレのつづき

ついに…ついに、ファミコンがぼくのものに…アハハウフフ(脳内スローモーション)

・*:.。. .。.:*・゜゚・* (´ー`*)・*:.。. .。.:*・゜゚・*

と、ところがだ!!


あるはずのファミコン本体が…

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2010年01月04日

古写真

物置の片隅で眠ってたアルバムを開いたら、
懐かしい写真がでてきたので、ちょびっと紹介。

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 ▲当時我が家で流行っていたお地蔵さんごっこ。下にいるのは妹地蔵。

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 ▲習字か絵で賞状もらった時の一枚。たぶん、おばあちゃんち。

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 ▲たぶん小6くらい。パジャマ…はらまき…ランドセル…ヘルメット… 何してんだ?

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 ▲小4くらい。演劇会の記念撮影。ぼくはオオカミ役だったらしい。

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 ▲上と同じ。運動場の山の上で。なぜかピースが三本指。

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 ▲ちなみに若かりし頃の母は今の姉によく似ている。



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2009年12月24日

ゆらし君

「怪現象」で望月さんの話をしたが、
望月さん以前に、そういう謎の人物がいた事を思い出した。

それは、ゆらし君

 たぶん、姉や妹がこの名を聞いたら、さぞ懐かしがる事だろう。

子どもの頃、母ちゃんがよく言ってた。

「早く寝ないと、ゆらし君がくるよ!」

つまり、ゆらし君とは“そういう”存在。
子どもを寝かしつけるために親が考えたウソの人物、
『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーみたいなもんだ。


他の家庭では何が来てたんだろう。鬼? オバケ? なまはげ?

少なくとも、ゆらし君ではないと思う。
そんな名前、よそで聞いた事もないので。

おそらく、うちの親のオリジナルだ。
どういう人物なのかハッキリとした設定はない。
もしくは覚えていない。覚えているのは名前だけ。

それでも、“ゆらしくん”という名前は、
“ゆうれい”と音が似ており、“揺らし”という意味も連想させ、
とても怖かった。“そういう”存在の名前として、秀逸だと思う。

しかし親はどこから「ゆらしくん」なんて発想を得たのか。謎だ。

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2009年12月19日

15年ぶりのさんちゃん

今日は中学時代の友人達が地元で集まっていた。先生も。
ぼくはオシゴトで行けなかったけど電話をかけてきてくれた。

約15年ぶりくらいに皆と話せて、うれしかったなァ。
どの声も元気そうで何よりだった。先生もお元気そうで。
でも特にテンション上がったのはさんちゃんだったな。


さんちゃんとの思い出

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2009年12月10日

林文具店の思い出1

ユタカとスカイプで話してて、小さい頃の話になった。

「あそこの文具屋なんて名前だったかな」
「えーっと…林文具店! ハッ」

その店名を口にした瞬間、ほろ苦い思い出がよみがえった。


ほろ苦い思い出

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2009年06月21日

仄暗い布団の中から

毎日更新してるとどうしても記事のネタに困るね。デジカメもないし…
日記という意味のまま書けば、毎日毎日「1日中仕事してた」で終わってしまう。
そんなわけで今後たまに子どもの頃の思い出でも書いてみようかなと思う。埋草的に。



子供の頃ってのは不思議な事があるもんだ。
“トトロは子どもの頃にしか見えない”的な事。
大人になった今思うと「そんなバカな」と思うんだけど
キッチリ記憶があるんだから仕方ない。


小学生の頃、たぶん秋か冬。

夜、ごはんを食べて、風呂に入って、
さぁ、寝るかと布団にもぐりこんだ。いつも通り。

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しばらく、天井を眺めていたが、ちっとも眠くならないので、
体を横にして、えびのように背を丸め、

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布団の中に顔をつっこんだ。

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すると…

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