ちょっと前からマウスオーバー広告をよく見る。
ロールオーバー広告・ロールオン広告、呼び名は何でもいいけど。
G〇〇gleやT〇Y〇TAといった大手まで採用している。
※あくまで伏せ字(=∈=)これが、まぁ〜、不評だ。
邪魔! ウザイ! 目障り!ほとんどのネットユーザーが、こんなふうに思ってる。
ぼくもユーザーという立ち位置(こっち側)として同様に思う。
加えて、ぼくは(あっち側)の立ち位置もあるんだけど、
その視点で見ても、やはり、マウスオーバー広告は、NO!だ。
では、何が良くないのか、今回はそれをちょっと書いてみる。
ただの感情論ではなく、なるべく分かりやすく論理的に。
そうすることで、マウスオーバー広告にイラついてる人の
溜飲も少しは下がるんじゃないかと思ってね。(´ー` )まず大前提として
広告を見るかどうかはユーザーの自由であるべきだよね。
見る意思のない人に
無理に 見せようとする時点で間違っている。
いや「見る意思のない人に見せようとする」これはよい。
関心ない人に興味を持ってもらう。少なくとも、注目させる。
これはOK。なぜなら、それが広告の存在意義なのだから。
ユーザーだって資本主義ン中で生きてんだ。それくらい許容してるだろう。
でも、ここに
無理に という一語が入ると話がガラッと変わってくる。
もともと関心ないトコに無理強いをして、わざわざ心証を悪くし、
興味を持つ機会を、興味を持ったかもしれない可能性を、
いよいよ完全に断つ、奪ってしまう、なんて事になりかねない。
マウスオーバー広告をリアルで例えると…
街を歩いてて、ショーウィンドウ出してる店の前を通り過ぎようとしたら、
もしくは、信号待ちでも何でもいいが、たまたまその店の前に立っていたら、
突然、店の中からどやどやと現れた店員達に、両腕をガシッとつかまれ、
「ご興味おありなんですね? さぁ〜どうぞどうぞ! 入って入って!」
強引に、無理矢理に、半ば強制的に、店内に引きずり込まれてしまった… |
さしずめこんな感じだろう。
手法としては、まるで「ぽん引き」のそれだ。
そして、この例で言うとこの“店内”。
つまりメインコンテンツを覆い隠し強要される
リッチコンテンツ()。
街を訪れている人がそうであるように、
ユーザーは何かしら目的あってそのサイトを訪れている。
それを阻害され、いきなり音声付きでムービー再生なんてされたら、
それがリッチだろうが、プアだろうが、誰だって反感を覚える。
広告内容の善し悪し以前に、
「このやりかたが気に喰わない! 目も耳も傾けるもんか!」となれば、効果がないどころか、逆効果でしかない。
「手段を問わず見せさえすればOK」とでも思ってるのなら、大きな間違い。
「ネット広告」以前に「広告」としてありえない、あるまじき姿勢だと思う。
さて、本題